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吉田正幸
12 分前
昨年の出生数は70万人割れが確実!
地方ほど超少子社会を前提に発想の転換を 厚生労働省がこのほど公表した令和6年9月分の人口動態統計月報(概数)をみると、令和6年1月から9月まで9か月間の出生数が51万1061人となり、令和5年の同期間より3万1863人も少なかったことが分かりました。昨年1~9月の出生数は...


吉田正幸
2月6日
相次ぐ保育者養成短大の募集停止!
人材確保の最大のボトルネックになる可能性も 保育士や幼稚園教諭を養成する短期大学が、相次いで学生募集停止や閉鎖に追い込まれています。その背景には、少子化の進行に伴う18歳人口の減少や四年制大学志向の高まり、さらには処遇や職場環境等の保育者に対するマイナスイメージがあると考...


吉田正幸
1月21日
ある日の、某区の子ども・子育て会議から…
会議を通して見えてきた問題状況や課題、新たな状況とは? 先日、筆者が副会長を務めている某区の第3回子ども・子育て会議が開かれました。この地方版子ども・子育て会議ですが、いわゆる新制度が始まった頃に比べて、その役割や影響力が低下してきているように感じられます。...


吉田正幸
1月5日
幼稚園30人学級を目指す意味と課題
学級編制や職員配置の基準差が生み出す歪み 小学校の35人学級化が令和7年度で完了し、中学校のほうは令和8年度から順次35人学級化に取り組んでいくようですが、肝心の幼稚園については1学級30人以下を目指す方針こそ示されたものの、具体的にいつから、どのような形で進めていくのか...


吉田正幸
2024年12月12日
「こども誰でも通園制度」のロゴマークが誕生!
一つの制度にロゴマークをつけるのは異例? こども家庭庁は12月9日、「こども誰でも通園制度」のロゴマークを発表しました。こども家庭庁そのものには、国民に広く公募して「こどもまんなか」というロゴマークが制定されていますが、同庁の制度の一つにロゴマークがつけられるのは異例かも...


吉田正幸
2024年11月30日
谷川俊太郎さんを追悼する
絵本『わたし』について語ってくれたこと 日本を代表する詩人の谷川俊太郎さんが、11月13日に亡くなりました。92歳でした。 「二十億光年の孤独」をはじめとする現代詩ばかりでなく、アニメ「鉄腕アトム」の主題歌や「マザー・グースのうた」の翻訳、ラジオドラマのシナリオや戯曲、...


吉田正幸
2024年11月26日
“誰でも通園”できる受け入れ体制は可能か?
試行的事業で余裕活用型は4割、専用室なしは7割 こども家庭庁が9月30日付で公表した「こども誰でも通園制度の本格実施を見据えた試行的事業実施状況速報」によると、試行的事業に取り組む自治体は、予算上の150自治体を下回る118自治体で、9月までに受け入れを開始した自治体は1...


吉田正幸
2024年11月18日
保育をめぐる訴訟や事故あれこれ
給食の食事事故で敗訴、騒音問題(園児の声)で勝訴 通園バスによる園児の死亡事故や不適切な保育、給食による窒息死事故など、保育を取り巻く問題状況が日常的に発生していて、中には訴訟にまで発展するケースも少なくありません。特にここ最近は、給食にまつわる事故や訴訟などがしばしば報...


吉田正幸
2024年11月4日
このままでは今年の出生数は60万人台に!
今 年8月 までの出生数は昨年を下回る! 厚生労働省はこのほど、令和6年8月分の人口動態統計速報を公表しました。それによると、出生数は1月から8月までの累計で47万9110人となっていて、昨年1~8月の50万5776人に比べて2万6666人少なくなっています。しかも、今年...


吉田正幸
2024年10月12日
認可保育所での習い事に費用徴収が可能に?
規制改革推進会議における保育分野の課題として浮上! 政府の規制改革推進会議「健康・医療・介護ワーキング・グループ」の第2回会合で、「認可保育所における付加的サービスの円滑化について」をテーマに検討が行われました。認可保育所における付加的サービス、すなわち英語や体操、音楽な...


吉田正幸
2024年10月5日
石破新首相の目指す少子化対策とは
人口減少地域の保育政策にどう目を向けるのか 石破新内閣が発足し、10月4日に開かれた第214国会において所信表明演説が行われました。その中で、少子化対策についても言及し、子育て支援に全力を挙げることや働き方改革を推し進めること、子育て世帯に寄り添った対策を実施することなど...


吉田正幸
2024年9月15日
国・地方公務員の地域手当を都道府県単位に広域化
保育所や認定こども園、幼稚園等の地域区分も見直しへ この夏の人事院勧告において国家公務員の地域手当を見直す考えが示されていましたが、これを踏まえて総務省は地方公務員の地域手当についても同様に見直し方針を明らかにしました。これら一連の動きからすると、教育・保育に係る公定価格...


吉田正幸
2024年9月9日
園舎建替の施設整備交付金が枯渇?
懸念されるポスト待機児童時代の施設整備の行方 保育所や認定こども園などの新増設、建替、大規模修繕などに充てられる就学前教育・保育施設整備交付金の予算が縮小し、園舎の建て替えが思うようにいかないケースが出始めています。 例年であれば、第2次、第3次、第4次…と複数回にわた...


吉田正幸
2024年8月7日
保育界も明日の我が身か~迫り来る少子化の危機!
私立大学・短大の厳しい経営状況が明らかに 加速する少子化の影響は至るところに及びつつありますが、私立大学・短大にも少子化の厳しい波が押し寄せています。これは決して他人事ではなく、幼稚園や保育所等においても存続の危機が忍び寄ってきていますし、大学・短大等の養成校の経営が困難に...


吉田正幸
2024年7月15日
少子化対策に取り組む山梨県の本気度に注目
潜在待機児童をなくすため保育人材の確保を重視 人口減少対策、少子化対策に力を入れている山梨県はこのほど、人口減少危機対策の政策パッケージを発表しました。この中には当然、少子化対策として子育て世帯に対する経済的支援や保育の充実と質の向上なども盛り込まれていますが、最も注目され...


吉田正幸
2024年7月4日
保育DXの動きに現場はついて行けるのか?
ワンスオンリー化などメリットは多いのだが… 子ども・子育て分野にも、デジタル化の波が押し寄せつつあります。教育・保育を提供する施設・事業者に経営情報等の報告を義務付け、それをデータベース上で公開する仕組みは、令和7年度から始まることが決まっています。...


吉田正幸
2024年6月5日
異次元の少子化対策は徐々にトーンダウン?
「骨太の方針2024」では少子化対策を重視せず! 政府は6月4日、経済財政諮問会議を開き、来年度予算編成の基本的な指針となる「骨太の方針2024」の骨子案を示しました。この中で、少子化対策に関しては、第3章の「主要分野ごとの基本方針と重要課題」の一つとして「少子化対策・こど...


吉田正幸
2024年5月10日
園のホームページから子どもの裸画像削除を要請
保育所や幼稚園等に注意喚起の事務連絡を発出/こども家庭庁と文科省 保育所や幼稚園、認定こども園等のホームページには、楽しそうに遊ぶ子どもの姿を載せたものが多く見られます。しかし、園の側には全く悪意も意図もないのに、第三者によって園児の裸や水着の画像がポルノサイトに転載される...


吉田正幸
2024年5月7日
10年後の子ども・子育て支援の方向性とは?
先駆的な取組事例から見えてくる近未来の「地域づくり×保育機能」 株式会社日本総合研究所はこのほど、「こども・子育て支援の今後に関する先進的な取組事例の収集・検討に関する調査研究」報告書をとりまとめました。そこでは、多様な保育機能を地域づくりという視点から捉え直し、子ども・子...


吉田正幸
2024年4月1日
第3期市町村事業計画の策定で生じる温度差!
「供給過剰=定員割れ」や「未就園児対応」の行方は? 子ども・子育て支援制度の運用が、第3ステージに入ろうとしています。そのポイントは、これまでのような待機児童対策を強く意識したものではなく、むしろ定員割れに陥る施設が増える可能性が高いことへの対応・対策や、「こども誰でも通園...
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