保育士等の就業継続のポイントは業務負担の軽減
- 吉田正幸

- 6月5日
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保育補助者や保育ICTの活用も有効な手立てに
保育士等の就業継続意向は約8割と高いにもかかわらず、現場での業務負担感は大きく、3人に1人は休憩時間が30分に満たないなど、依然として保育士等の業務改善があまり進んでいないことが浮き彫りになっています。これは、こども家庭庁の令和7年度調査研究事業の一環として、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが行った「保育士等の意識及び業務負担軽減に関する調査研究」報告書から明らかになったものです。
保育士等を辞めたいと答えた人に、その理由を聞くと、「給与がよくないため」「業務量が多く大変なため」という理由が上位を占めており、処遇の低さと業務負担の大きさがダブルパンチとなって、就業継続意欲を低下させていることが分かります。
これに関して、就業継続に影響する業務負担軽減効果をみると、効果があったと回答した割合は「保育補助者」「保育支援者」のいずれも9割近くあり、保育ICTの活用は7割弱となっていました。保育補助者のほうが具体的に効果が見えやすいということもあるでしょうが、保育ICTについては活用の仕方が不十分な側面も少なからず影響している可能性があります。
そこで、本稿では、調査研究報告書の内容の解説というより、調査結果から捉えた業務改善の課題と可能性を考えてみました。(以下、「ニュース解説」に続く)
*このリード記事の詳しい解説文は、会員ページの「ニュース」フォルダーの「ニュース解説」に掲載しています。

