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保育所等にもスポットワーク活用の動きが!

  • 執筆者の写真: 吉田正幸
    吉田正幸
  • 7 日前
  • 読了時間: 2分

保育分野でのスポットワークのメリットとリスクとは


 少子化の進行により定員割れに見回れる保育所等も増えつつありますが、それ以上に深刻なのが保育人材の確保です。こうした中、徐々に拡がりつつあるのが、1日単位や時間単位で限られた時間だけ働く「スポットワーク」です。既に一般企業等では、スマートフォンなどのマッチングアプリを利用して、スポットワーク=スキマバイトの活用が当たり前のように行われていますが、その動きが保育分野でもみられるようになってきました。

 こども家庭庁の令和7年度調査研究事業の一環として、有限責任監査法人トーマツがまとめた調査研究報告書によると、スポットワークで働く者を雇用する(した)理由としては、「保育業務に必要な人員を確保するため」「より手厚い配置にす るため」「保育の周辺業務(補助業務)に必要な人員を確保するため」などが挙げられていました。

 スポットワークを活用しようとする背景には、厳しい人材難が続く中で、配置基準上やむにやまれず活用する側面と、ギリギリで回している保育者の負荷を少しでも下げようとする面と、病気その他で急に欠勤した保育者をカバーする面など、いくつかの目的が考えられます。

 スポットワークという特性上、子どもの安全管理や子どもとの関係構築、自治体によっては配置基準に換算されないことなど、いろいろな問題や課題がある一方、常勤保育者の業務負担の軽減やお試し保育的な活用による潜在保育者の掘り起こしなど、有益な側面も期待できます。

 こうしたことを考えると、リスクは決して小さくない反面、うまく活用できれば職場環境の改善や園運営にもメリットがあり得ます。今後も保育人材難が続くと予想されるだけに、スポットワークの実態を踏まえ、その課題や問題点を整理した上で、有効な活用策を検討する余地はありそうです。

 

*このリード文に続く詳しい内容は会員ページの「オリジナルコラム」に掲載しています。

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