レッジョ・エミリアの保育実践に学ぶシンポジウムを開催
- 吉田正幸
- 8月4日
- 読了時間: 2分
レッジョの神髄を日本の保育で表現する
~日本のこども園でのレッジョ・アプローチの軌跡~
多くの保育関係者が関心を寄せるイタリアのレッジョ・エミリア。世界中から視察希望が押し寄せるため、実際に園を視察することは困難なのが実情です。
そんなレッジョ・アプローチの教育・保育を実践している園が日本にもあります。その一つが、東京・中野区にある『アルテ子どもと木幼保園』です。
同園には現在、いろいろなご縁もあってレッジョ・アプローチの本場でアトリエリスタをしている先生が、日本の保育を1年間学びに来たと同時に、そこでレッジョ・アプローチの保育を実践しています。
それも一つの契機となって、今年8月30日(土)に「こどもシンポジウム~レッジョ・エミリア教育思想、日本の園での実践のキセキ」と題したシンポジウムが開催されます。
このシンポジウムには、レッジョ・エミリア市から委託を受けて教育・保育施設を運営しているパンタレイという非営利組織の創設メンバーをはじめ、来日して保育実践しているアトリエリスタ、日本側からは汐見稔幸・東京大学名誉教授、アルテ子どもと木幼保園の戸塚陽子・顧問などが加わり、イタリアと日本における保育実践をめぐって論議を深めていく予定です。
レッジョ・アプローチの特徴を学びつつ、日本の保育への応用について考える貴重な機会になるのではないでしょうか。
シンポジウムの開催概要は以下の通りです。
◇日時:2025年8月30日(土) 13:30~17:30(13:00開場)
◇会場:イクリア文化会館アニェッリホール
◇主催:NPO法人子どもARTプラットフォーム
◇協力:社会福祉法人種の会、株式会社MUSUBI
◇後援:全国認定こども園協会
◇参加費:会場参加7,000円、オンライン参加5,000円(いずれも学割あり)
