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松阪市がこども誰でも通園制度の実施状況を公表
やはり一時預かりと混同して利用する傾向が! 三重県松坂市はこのほど、令和6年度こども誰でも通園制度試行的実施の結果について公表しました。それによると、事業の対象となる未就園児1371人のうち利用登録した児童数は114人で、利用対象児の約8%と1割に満たず、予想外に少ないことが明らかになっています。また、実利用児童は68人で、利用登録児童の約64%、対象児童全体のわずか5%となっていました。 具体的な利用状況をみると、実際に利用した0~2歳児68人の延べ利用児童数は601人で、1人当たりの利用回数は8.8回となっていました。さらに、1回あたりの平均利用時間は約3時間で、年齢別の利用時間総数は0歳児が33%、1歳児が50%、2歳児が17%となっており、1歳児の利用時間が一番多かったことが分かりました。 1回当たりの平均利用時間をみると、「2~4時間未満」が約67%と最も多く、次いで「4~6時間未満」が27%、「0~2時間未満」が5%、「6~8時間未満」が2%となっていて、平均利用時間が「8時間以上」は1人もいませんでした。 利用回数と平均利用

吉田正幸
11月6日


令和7年度の「こども誰でも通園制度」概要を再確認
補助単価や実施施設、人員・設備基準など気になる点も こども家庭庁のWEBに掲載されている「こども誰でも通園制度」に関する最近の資料から、来年度(令和7年度)の事業内容を改めて整理しておきます。 来年度は、子ども・子育て支援法の地域子ども・子育て支援事業に位置づけられるこ...

吉田正幸
2月16日


来年度の試行的事業も月10時間が利用上限に
人員配置や実施方法、設備基準など一時預かりとほぼ同等 こども家庭庁の「こども誰でも通園制度の制度化、本格実施に向けた検討会」が10月30日に開かれ、同庁から示された資料を元に、来年度以降の制度の在り方について3回目の検討を行いました。...

吉田正幸
2024年10月31日


試行的事業の補助単価は850円!?
こども誰でも通園制度の試行的事業実施要項案概要が明らかに こども家庭庁の「こども誰でも通園制度(仮称)の本格実施を見据えた試行的事業実施の在り方に関する検討会」は12月25日、中間取りまとめ(案)を公表するとともに、本格実施に向けた実施要項案の概要も示され、来年から始まる試...

吉田正幸
2023年12月27日


こども誰でも通園制度をどうやって機能させるか
未就園児受け入れの試行的事業は課題が山積 「こども誰でも通園制度(仮称)」がどのような仕組みとして誕生し、運用されるのか、その試金石となるのが本格実施を見据えた試行的事業の制度設計である。その在り方をめぐって、現在、こども家庭庁の「こども誰でも通園制度の本格実施を見据えた試...

吉田正幸
2023年11月7日
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