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30年ぶりとなる高水準の人勧ベースアップ!
それでも縮まらない民間給与との差 人事院は8月8日、人材確保への対応を重視し、競争力のある給与水準を目指して、初任給や若年層の給与の引き上げ等を盛り込んだ勧告を行いました。 それによると、若年層に重点を置いて初任給をはじめとする俸給を大幅に引き上げるとともに、ボーナスを...

吉田正幸
2024年8月15日


保育界も明日の我が身か~迫り来る少子化の危機!
私立大学・短大の厳しい経営状況が明らかに 加速する少子化の影響は至るところに及びつつありますが、私立大学・短大にも少子化の厳しい波が押し寄せています。これは決して他人事ではなく、幼稚園や保育所等においても存続の危機が忍び寄ってきていますし、大学・短大等の養成校の経営が困難に...

吉田正幸
2024年8月7日


厚労省が有料職業紹介事業に関する対策を強化
紹介手数料の見える化やお祝い金の禁止などで追加的対応 職業紹介事業者の厚生労働省は7月24日、有料職業紹介事業に関する対策の強化を図る方針を打ち出しました。これは、労働政策審議会職業安定分科会の労働力需給制度部会で明らかになったものです。それによると、医療・介護・保育3分野...

吉田正幸
2024年7月26日


今後の幼児教育の在り方で文科省の検討会が中間整理案
保育所も含む幼児教育施設の今後の課題や方向性とは 文部科学省の「今後の幼児教育の教育課程、指導、評価等の在り方に関する有識者検討会」が7月24日開かれ、中間整理案をめぐって協議しました。 同検討会では、 幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要...

吉田正幸
2024年7月24日


縮小し続ける児童のいる世帯
正規雇用で働く母親が増える傾向に 厚生労働省がこのほど、2023年国民生活基礎調査の概況を発表したところ、児童のいる世帯は減り続ける一方、仕事を持っている母親は増え続けるなど、子どもをめぐる世帯状況が刻々と変わり続けていることが明らかになりました。こうした傾向は年々鮮明にな...

吉田正幸
2024年7月16日


少子化対策に取り組む山梨県の本気度に注目
潜在待機児童をなくすため保育人材の確保を重視 人口減少対策、少子化対策に力を入れている山梨県はこのほど、人口減少危機対策の政策パッケージを発表しました。この中には当然、少子化対策として子育て世帯に対する経済的支援や保育の充実と質の向上なども盛り込まれていますが、最も注目され...

吉田正幸
2024年7月15日


保育DXの動きに現場はついて行けるのか?
ワンスオンリー化などメリットは多いのだが… 子ども・子育て分野にも、デジタル化の波が押し寄せつつあります。教育・保育を提供する施設・事業者に経営情報等の報告を義務付け、それをデータベース上で公開する仕組みは、令和7年度から始まることが決まっています。...

吉田正幸
2024年7月4日


OECD加盟国の中で日本は“少子化大国”
現金給付は出生率向上にさほど寄与しない! ~OECDが出生率に関するレポート OECD(経済開発協力機構)はこのほど、社会指標に関する報告書を公表し、その中で経済的支援や育児休業、公的保育など、様々な社会的側面が出生率の動向に及ぼす影響を分析しつつ、主要な政策課題を明らかに...

吉田正幸
2024年6月28日


保育DXの構築により現場の負担軽減を目指す
保育業務の標準化やシステム化を検討する協議会が発足 給付請求や監査等に係る書類作成の煩雑さや事務負担の軽減を図るため、保育DXによる業務体制の改善が求められていますが、その基盤整備に取り組もうと、こども家庭庁は6月18日、調査研究委託事業の一環として、「保育分野における事務...

吉田正幸
2024年6月19日


骨太方針の原案で「少子化への対応」も強調するが…
保育政策の次の課題は過疎地域での保育機能の維持 政府の経済財政諮問会議は6月11日、「経済財政運営と改革の基本方針2024 (原案)」をめぐって論議しました。この基本方針は、いわゆる骨太の方針と呼ばれ、政権の重要課題や来年度予算編成の基本的方向性を示すものです。...

吉田正幸
2024年6月15日


異次元の少子化対策は徐々にトーンダウン?
「骨太の方針2024」では少子化対策を重視せず! 政府は6月4日、経済財政諮問会議を開き、来年度予算編成の基本的な指針となる「骨太の方針2024」の骨子案を示しました。この中で、少子化対策に関しては、第3章の「主要分野ごとの基本方針と重要課題」の一つとして「少子化対策・こど...

吉田正幸
2024年6月5日


お祝い金など法律違反の職業紹介事業者が6割!
お祝い金や手数料、払戻金など指導監督事例が多数 厚生労働省はこのほど、医療・介護・保育3分野の有料職業紹介事業所に対して、昨年8月から今年5月にかけて集中指導を実施したところ、1152事業所のうち約6割にあたる716事業所において職業安定法などの違法が見られたとの指導監督実...

吉田正幸
2024年6月3日


海外視察や新連載などのご案内
海外視察のご案内 3月に予告したように、当研究所では今秋、オランダ(コペンハーゲン)とスウェーデン(ストックホルム)において最新の海外保育事情視察を行う予定です。 具体的な視察先は詰めているところですが、例えば次のような内容を考えています(現時点ではアポイントなど未定)。...

吉田正幸
2024年6月3日


財政制度等審議会が重視する少子化対策とは
財務省も少子化に対する危機感が露わに 財務省の財政制度等審議会・財政制度分科会は5月21日、「我が国の財政運営の進むべき方向」と題する建議をまとめ、政府に提出しました。これは、政府が6月に決定する経済財政運営の指針である「骨太の方針」に建議の内容を反映することを目指したもの...

吉田正幸
2024年5月26日


処遇改善等加算Ⅰ~Ⅲの一本化は介護分野がヒントに!
一本化のポイントは事務負担の軽減と研修要件の弾力化 こども家庭庁はこのほど、処遇改善等加算Ⅰ~Ⅲの一本化に向けて、保育所、幼稚園、認定こども園の団体関係者との意見交換会を行いました。年内には一本化に向けた見直し案をまとめ、来年度から手続きや事務負担等の軽減が図られる見通しで...

吉田正幸
2024年5月15日


園のホームページから子どもの裸画像削除を要請
保育所や幼稚園等に注意喚起の事務連絡を発出/こども家庭庁と文科省 保育所や幼稚園、認定こども園等のホームページには、楽しそうに遊ぶ子どもの姿を載せたものが多く見られます。しかし、園の側には全く悪意も意図もないのに、第三者によって園児の裸や水着の画像がポルノサイトに転載される...

吉田正幸
2024年5月10日


子ども・子育て支援法等の法改正審議が衆議院を通過
支援金制度の創設など加速化プランに基づく給付の拡充を目指す 第213回国会において、地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会が4月2日開かれ、児童手当の拡充や妊婦のための支援給付の創設、こども誰でも通園制度のための給付の創設などを行うため、子ども・子育て支...

吉田正幸
2024年5月7日


10年後の子ども・子育て支援の方向性とは?
先駆的な取組事例から見えてくる近未来の「地域づくり×保育機能」 株式会社日本総合研究所はこのほど、「こども・子育て支援の今後に関する先進的な取組事例の収集・検討に関する調査研究」報告書をとりまとめました。そこでは、多様な保育機能を地域づくりという視点から捉え直し、子ども・子...

吉田正幸
2024年5月7日


新連載などのスタート
当研究所のWEBサイトでは、「会員ページ」において新しいコーナーや連載を下記の通りスタートいたします。さらに、順次、新企画を打ち出していく予定です。 〈コラム・寄稿文〉 ◯連載記事「保育の持続可能性を考える」(第1回、第2回を掲載) 〈プロジェクト1〉...

吉田正幸
2024年4月30日


地方自治体に突きつけられる持続可能性への挑戦
消滅可能性より持続可能性を重視した対策を! 民間の有識者らでつくる人口戦略会議(議長=三村明夫・前日本商工会議所会頭)は4月24日、「令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート―新たな地域別将来推計人口から分かる自治体の実情と課題―」を発表しました。...

吉田正幸
2024年4月25日
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