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5歳児の約8割がインターネットを利用!


 

平均的な姿は主に動画やゲーム2時間近く利用


 5歳児の約8割、2歳でも約6割がインターネットを利用している──文部科学省がこのほど公表した「令和5年度青少年のインターネット利用環境実態調査」の調査結果(速報)から、こんな驚くべき調査結果が明らかになりました。インターネットの平均利用時間は、年長児の場合で2時間近くに及んでいて、予想以上にインターネットの利用が普及していることも分かりました。

 調査は、スマートフォンや携帯電話、パソコン・タブレット、ゲーム機、テレビなどを使ってインターネットを利用している状況を尋ねたもので、0~満9歳の低年齢層は子どもの保護者(3000人)、満10~満17歳は本人(5000人)と保護者(5000人)を対象に実施し、0~満9歳の保護者からは2160人から回答(回収率72%)が得られました。

 それによると、0~満6歳のインターネット利用率は、0歳が15.7%、1歳が33.1%、2歳が58.8%、3歳が58.7%、4歳が72.1%、5歳が79.4%、6歳が80.9%となっており、年齢が上がるにつれ利用率も大きく高まっていることが分かりました。このうち、保育所や幼稚園、認定こども園等に通っている0~満6歳の利用率は68.0%となっており、7割近い乳幼児がインターネットに接していることになります。

 その際、利用している機器を尋ねたところ(0~満9歳)、テレビ(地上波、BS等は含まない)が53.3%、自宅用のパソコンやタブレット等が38.0% 、ゲーム機が35.8%、スマートフォンが27.1%、契約していない(通信機能のない)スマートフォンが19.1%などとなっていました。最近のテレビはインターネットに接続されていて、高度な機能を持っていることから、最も身近にある機器として過半数の子どもが利用しています。また、複数回答ということで、テレビだけでなく複数の機器を利用している状況が浮かび上がってきます。

 インターネットの利用内容については(複数回答)、保育所や幼稚園、認定こども園等に通っている0~満6歳の場合、「動画を見る」が95.8%と最も多く、次いで「ゲームをする」が46.9%、「音楽を聴く」が19.7%、「勉強をする」が16.0%、「撮影や制作、記録をする」が7.4%などとなっていました。

 インターネットの平均利用時間を聞くと、保育所や幼稚園、認定こども園等に通っている0~満6歳の場合、「1時間以上2時間未満」が32.4%と最も多く、次いで「2時間以上3時間未満」が23.6%、「1時間未満」が22.2%、「3時間以上4時間未満」が10.2%などとなっていました。中には、「5時間以上」という幼児も4.2%いました。ちなみに、満5歳、満6歳全体の平均利用時間は110分を超え、2時間近いことも分かりました。

 これに関連して、スマートフォンを利用している低年齢層の子どもの保護者の取り組みを聞いたところ、保護者の95.7%が何らかの方法で子どものネット利用を管理していると回答していました。具体的には、「目の前(画面が見える距離)で使わせている」が61.9%と最も多く、次いで「利用してもよい時間や場所を決めて使わせている」が58.1%、「何を(内容)どれくらい(時間)使っているのか把握している」が49.9%、「対象年齢にあったサービスやアプリを使わせている」が39.5%などとなっていました。

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