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3歳未満からの保育利用は子どもの発達を促進する!
3 歳児神話には科学的根拠のないことが明らかに 国立大学法人東北大学と同大のエコチル調査宮城ユニットセンターは12月9日、「保育施設の早期利用は子どもの発達を促進する~3歳児神話に科学的な根拠はない」とするプレスリリースを発表しました。...

吉田正幸
2024年12月15日


「こども誰でも通園制度」のロゴマークが誕生!
一つの制度にロゴマークをつけるのは異例? こども家庭庁は12月9日、「こども誰でも通園制度」のロゴマークを発表しました。こども家庭庁そのものには、国民に広く公募して「こどもまんなか」というロゴマークが制定されていますが、同庁の制度の一つにロゴマークがつけられるのは異例かも...

吉田正幸
2024年12月12日


こども家庭庁の補正予算が大幅増!
保育者の抜本的な処遇改善など補正予算の中身が明らかに 子ども家庭庁はこのほど、令和6年度補正予算案の概要を公表しました。それによると、「保育士等の処遇の抜本的な改善」に1150億円を盛り込んだのをはじめ、保育所等の施設整備、保育分野のデジタル化の推進など、総額4335億円...

吉田正幸
2024年12月4日


谷川俊太郎さんを追悼する
絵本『わたし』について語ってくれたこと 日本を代表する詩人の谷川俊太郎さんが、11月13日に亡くなりました。92歳でした。 「二十億光年の孤独」をはじめとする現代詩ばかりでなく、アニメ「鉄腕アトム」の主題歌や「マザー・グースのうた」の翻訳、ラジオドラマのシナリオや戯曲、...

吉田正幸
2024年11月30日


“誰でも通園”できる受け入れ体制は可能か?
試行的事業で余裕活用型は4割、専用室なしは7割 こども家庭庁が9月30日付で公表した「こども誰でも通園制度の本格実施を見据えた試行的事業実施状況速報」によると、試行的事業に取り組む自治体は、予算上の150自治体を下回る118自治体で、9月までに受け入れを開始した自治体は1...

吉田正幸
2024年11月26日


小中学生のいじめ、暴力、不登校が大幅に増加!
学校教育現場の荒廃に幼児教育は無関係なのか? 文部科学省がこのほど、令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要を公表したところ、小中学校におけるいじめや暴力行為、不登校が軒並み大幅に増加していることが分かりました。...

吉田正幸
2024年11月25日


処遇改善等加算Ⅰ~Ⅲはどこまで一本化されるのか?
一本化によって保育現場の負担軽減と柔軟な運用が可能に こども家庭庁はこのほど、第2回「処遇改善等加算Ⅰ~Ⅲの一本化に向けた関係実務者意見交換会」を開催し、一本化に向けた論点と対応の在り方について保育関係団体の構成員と意見を交わしました。...

吉田正幸
2024年11月22日


経営情報の見える化が公定価格の在り方を左右する?!
定員超過でも定員割れでも実員に応じた給付へ? 財務省の財政制度等審議会・財政制度分科会が11月13日に開かれ、社会保障の在り方をめぐって論議した中で、「少子化対策・子育て支援」も取り上げられました。 「少子化対策・子育て支援」については、その現状や課題などに関するデータ...

吉田正幸
2024年11月19日


保育をめぐる訴訟や事故あれこれ
給食の食事事故で敗訴、騒音問題(園児の声)で勝訴 通園バスによる園児の死亡事故や不適切な保育、給食による窒息死事故など、保育を取り巻く問題状況が日常的に発生していて、中には訴訟にまで発展するケースも少なくありません。特にここ最近は、給食にまつわる事故や訴訟などがしばしば報...

吉田正幸
2024年11月18日


若者の意識の変化が少子社会を引き寄せる?
今の若者は結婚も子どもを持つ時期も急がない傾向に 文部科学省がこのほど、第22 回「21 世紀出生児縦断調査」の結果を公表したところ、20歳代前半の若者は結婚する時期や最初の子どもを持つ時期について、遅くていいと考える傾向が強まっていることが分かりました。...

吉田正幸
2024年11月10日


このままでは今年の出生数は60万人台に!
今 年8月 までの出生数は昨年を下回る! 厚生労働省はこのほど、令和6年8月分の人口動態統計速報を公表しました。それによると、出生数は1月から8月までの累計で47万9110人となっていて、昨年1~8月の50万5776人に比べて2万6666人少なくなっています。しかも、今年...

吉田正幸
2024年11月4日


来年度の試行的事業も月10時間が利用上限に
人員配置や実施方法、設備基準など一時預かりとほぼ同等 こども家庭庁の「こども誰でも通園制度の制度化、本格実施に向けた検討会」が10月30日に開かれ、同庁から示された資料を元に、来年度以降の制度の在り方について3回目の検討を行いました。...

吉田正幸
2024年10月31日


各政党の選挙公約に見る子ども政策や保育政策
各政党に共通したもの、それぞれ特徴のあるもの 10月15日に公示され、27日に投開票が行われる衆議院選挙に向けて、各政党の選挙公約が出揃いました。少しでも多くの票を獲得したいとの思いもあって、どの政党も耳障りのよい、気前のいい話が多くなっています。それでも子ども政策や保育...

吉田正幸
2024年10月16日


認可保育所での習い事に費用徴収が可能に?
規制改革推進会議における保育分野の課題として浮上! 政府の規制改革推進会議「健康・医療・介護ワーキング・グループ」の第2回会合で、「認可保育所における付加的サービスの円滑化について」をテーマに検討が行われました。認可保育所における付加的サービス、すなわち英語や体操、音楽な...

吉田正幸
2024年10月12日


すべての保育施設でストレスチェックが義務に!
厚労省が従業員50人未満の事業所にも義務づける方針 厚生労働省の「ストレスチェック制度等のメンタルヘルス対策に関する検討会」が10月10日開かれ、ストレスチェックの実施義務対象を50人未満の全ての事業所に拡大することが適当であるなどとする中間とりまとめを大筋で了承しました...

吉田正幸
2024年10月11日


【国際シンポジウムのご案内(最終)】
10/18開催 テーマ:「0歳からの保育実践が問いかけるもの ~教育・保育の質と専門性を考える国際シンポジウム」 平素より保育システム研究所のWEBサイトにご関心をお寄せいただき、またご利用、ご活用いただき、ありがとうございます。...

吉田正幸
2024年10月7日


石破新首相の目指す少子化対策とは
人口減少地域の保育政策にどう目を向けるのか 石破新内閣が発足し、10月4日に開かれた第214国会において所信表明演説が行われました。その中で、少子化対策についても言及し、子育て支援に全力を挙げることや働き方改革を推し進めること、子育て世帯に寄り添った対策を実施することなど...

吉田正幸
2024年10月5日


こども誰でも通園制度の落とし所をどこに求めるのか?
子どもの育ち、受け入れ可能枠、財源確保の三つ巴の行方 こども家庭庁の「こども誰でも通園制度の制度化、 本格実施に向けた検討会」第2回会議が9月26日に開かれ、来年度の試行的事業や再来年度の本格実施に向けた今後の進め方について協議しました。...

吉田正幸
2024年9月27日


国・地方公務員の地域手当を都道府県単位に広域化
保育所や認定こども園、幼稚園等の地域区分も見直しへ この夏の人事院勧告において国家公務員の地域手当を見直す考えが示されていましたが、これを踏まえて総務省は地方公務員の地域手当についても同様に見直し方針を明らかにしました。これら一連の動きからすると、教育・保育に係る公定価格...

吉田正幸
2024年9月15日


園舎建替の施設整備交付金が枯渇?
懸念されるポスト待機児童時代の施設整備の行方 保育所や認定こども園などの新増設、建替、大規模修繕などに充てられる就学前教育・保育施設整備交付金の予算が縮小し、園舎の建て替えが思うようにいかないケースが出始めています。 例年であれば、第2次、第3次、第4次…と複数回にわた...

吉田正幸
2024年9月9日
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